我が家に猫がやってきたのは、3年前の秋の雨の日でした。我が家には屋根付きのウッドデッキがあるのですが、雨をしのぐために訪れてきたようです。そのときは、兄弟と思われる他の2匹と一緒でした。3匹とも、生後数ヶ月といった様子の子猫でその可愛さに家族一同虜になってしまいました。母親の姿が見られないので、可愛がり放題でした。けれど、我が家の小学生の娘は気管支喘息、私は猫アレルギーを持っています。3匹も室内で飼ってしまったら、何がおきるかわからないなと感じました。

それから毎日のように子猫たちはウッドデッキが気に入ったのか、訪れるようになりました。飼うことも決まらないので、餌は与えずに見守っているだけです。そのうちに猫を飼いたいと一番願っている主人が、1匹だけ面倒を見るから飼わしてと言ってきました。主人が面倒を見るのならばと思い、一番甘え上手な子猫を家に入れることにしました。それからが大変でした。

まず、外から来たのだから綺麗にしようと、主人がお風呂に入れようとしました。でも、猫は水が嫌いなはず、案の定お風呂場でものすごい鳴き声とドタバタと暴れる音がしてきました。脱衣所でタオルを構えていた私ですが、ドアを開けた瞬間、窓に向かって猛ダッシュしていきました。人間を怖がってしまって捕まりそうにないので、窓を開けました。もちろん、どこかにあっという間に消えて行きました。

それから数日間は姿を現さずにいたのですが、また遊びにくるようになりました。でも、窓を開けておいても入ろうとする気配はありません。それでも、飼いたい主人は外猫として飼うことにしたようです。現在、ウッドデッキは猫専用スペースとなっています。ウッドデッキは晴れた日には気持ちがいいので、椅子を出してのんびりしています。そして、私の膝にちょこんと乗ってきたり、遊びをねだってきます。その姿は大人になっても可愛いです。これで、お風呂に入ってたらもっと可愛がれるのにと思います。猫用のシャンプータオルで拭いてあげますが、これまた一苦労です。